サバの味噌煮や煮付けにできる!2枚おろしの簡単3ステップ!
魚をおろすのって難しいと思っていませんか?!実は意外に簡単なんですよ!
今回はサバを使って2枚におろしてみます。以下に紹介する3ステップの手順を踏めば、簡単におろすことができます。味噌煮や煮付けにも使えますよ。
新鮮なサバの選び方
魚は鮮度が大切です。まずはサバの選び方を知っておきましょう。
新鮮なサバは
- 身がパンパンに張っている
- 身の色が青黒い
- 目が黒くて澄んでいる
のが特徴です。
欲を言えばエラブタの中を見て、エラがキレイな赤ピンク色をしているかどうかまでチェックできればいいのですが、これは魚屋さんに怒られてしまう可能性もあるので、通常は上記の状態を見て判断しましょう。
2枚おろしの方法
① ウロコを取り、頭を落とす
尻尾から頭に向かって包丁で表面をこすり、ウロコを取ります。反対側も同じようにしてウロコを取ります。ヒレの辺りは取りづらいかもしれませんが、ていねいに取ります。
頭をカマ下で落とします。
上身から半分、下身から半分まで包丁を入れてから切り落とすことで、キレイに切り離すことができます。
※ 上身や下身については『③ 下身を切り離す』にて説明致します。
② 内臓を取り除く
腹部分に切込みを入れ、中から内蔵を取り出します。
取り出した後は流水でサッと洗います。
③ 下身を切り離す
下身とは、魚の右半身のことです。
通常、お客様へ魚料理を提供する時、お客様から見て
- 頭が左側
- 尾が右側
- お腹が手前
になるように盛付け、配膳します。
その時、上側になっている魚の身を『上身(うわみ)』、お皿に接して下側になっている魚の身を『下身(したみ)』と呼びます。
今回はサバの下身を切り離します。
下身を上にして腹側から中骨に向かって包丁を入れます。
背側からも中骨に向かって包丁を入れます。
骨の上をなぞる様に下身を切り離します。
これで2枚おろしの完成です。
鮮度が大切なので、急ぎたい気持ちはわかりますが、焦って早くおろす必要はありません。
それよりは、ゆっくりていねいにおろした方がキレイに仕上がります。
よく切れる包丁で、ぜひ挑戦してみて下さい!