夜食テロ「孤独のグルメ」筆頭に各地で勃発!画像以外の物も登場
夜中にTwitterやSNSを見ていて、美味しそうな料理の写真を見つけて思わずお腹が空いてしまった…なんて経験、あなたにもありませんか?Twitterに貼られた新聞記事を読んで、腹ペコ状態になる人が続出しています。
『飯テロ』『夜食テロ』とは
美味しそうな料理や食べ物を見せたり、その香りで食欲を喚起させる手法は昔から宣伝の手法として用いられていました。
磯辺焼き(餅を焼いて醤油をつけ、のりを巻いて食べるもの)の屋台では、餅を焼く鉄板の端に醤油を垂らして焦がし、その香りで客引きをします。
焼鳥屋やうなぎ屋の焼台が路地に面しているのも、これと同じ理由からです。
最近では、料理の画像をネットに貼るケースが増えています。
自分が飲食した店の料理の写真をブログに貼って紹介するなど、最初のうちはあくまで個人的用途に限られていましたが、最近では深夜の時間帯(つまり、食事のできないような時間帯)を選んでわざわざ料理の写真をTwitterや画像掲示板に貼って、見た人の食欲を煽ることが流行しています。
こうした、
食事できないような時間や状態の相手の食欲を刺激 = お腹を空かせること
を、テロ行為になぞらえ、「飯テロ」や「夜食テロ」と呼びます。
最近では人気グルメマンガ『孤独のグルメ』が実写ドラマ化され、深夜帯に放送されるなど、その被害者の数は増える一方です。
『てんぷら』と題された高校生の文章が話題を呼ぶ
2015年11月12日にTwitterに投稿された新聞記事の文章が、新たな「飯テロ」として話題を呼びました。
その画像はてんぷらのことについて語った高校生の文章を記したものなのですが…百聞は一見にしかず、とにかく御覧ください。
素晴らしい pic.twitter.com/1IWf0dmYgj
— フー (@_fuux) November 11, 2015
どうですか?
天ぷらへの “熱い思い” が十分伝わってくる文章だと思いませんか?
- 「そのてんぷらを、あの黄金色の出汁に、ころもがビチャビチャにならないていどにあさく、くぐらせて、かぶりつきたい」
- 「さつまいものてんぷらは、そのままほおばりたい。甘さが口の中であばれだすからだ」
- 「口の中が油っぽくなったら、一回緑茶で口をリフレッシュさせたら。」
なんとも表現力が豊かで、読んでいるだけでてんぷらの味が思い出されるようです。
この記事を読んだ人からも、
- 「天ぷらへの情熱がわかる」
- 「文章で飯テロくらってしまった」
- 「なんてシズル感のあるいい文章」
と、称賛の声が上がっています。
皆さんも、深夜の飯テロには十分ご注意ください。