「ラーメンと餃子」頼んだ順番が原因で逮捕されることがある？！
ラーメン店などでラーメンと餃子を注文したら、皆さんはどちらが先に出てきて欲しいですか？ラーメンと餃子を出す順番を巡って、男が逮捕されるという事件が兵庫県で起こりました。
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口論の末、３時間ラーメン店に居座る
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事件が発生したのは2015年1１月8日の早朝午前4時。兵庫県明石市のラーメン店に入ってきたひとりの男性客が
「ラーメンと餃子」
を注文しました。
店側がラーメンを出すと男は激怒、店長を呼びつけ口論になりました。
男と店長がモメ始めたのを見た店員が慌てて110番通報しますが、駆けつけた警官に対し店長は
「店側で対応できるから大丈夫」
と言い、一度は警官もそのまま帰りました。
しかし、最初の通報から約３時間ほどたって、このラーメン屋から再度通報が入って警察官が駆けつけると男はまだ店に居座っていました。
警官は店長と男の仲裁に入りますが、男は警官の説得に応じなかったため、結局、不退去罪で現行犯逮捕という羽目になってしまいました。
不退去罪というのは、退去の要求を受けたにも関わらず、他人の住居などから退去しない罪で、通常３年以下の懲役か10万円以下の罰金が課せられます。
しかし一体何が彼をそこまで怒らせたのでしょうか？
問題は料理を出す順番
警察が調べたところ、男はラーメンが先に出てきたことに腹を立て、店長に文句を言い、そこから口論に発展したことがわかりました。
男は酒気を帯びてはいたものの、泥酔には至らず、理性的な判断が可能な状態にあると考えられます。
警察の事情聴取に対して男は
「餃子を食べたら帰るつもりだった」
と供述し、
「事実関係が違っている」
と容疑を否認しているとのこと。男がなぜ、そこまでラーメンと餃子を食べる順番にこだわったのかは不明です。
ネットでは男に同情する声も
ネットユーザーからは
- 「ラーメン食べ終わってから餃子が出てきたら怒るかも」
- 「一緒にビールを頼んでいたのなら、餃子が先に出てきてくれないと困る」
と言った意見を始め、意外に男の対応に共感する意見も多く見受けられました。
もちろん、男の対応に対し
- 「コース料理でもないのに料理を出される順番に文句をつけても詮なきこと」
- 「サービス業の経験者ならここまでのことはしない」
など、男の行動を批判する声も上がっています。
一般的にラーメンはオーダーから３分程度で出すことができるのに対し、餃子は７～８分かかると言われます。
店が特別に気遣うのでなければ、ラーメンが先に出て来るのが当然と言えることになります。
どうしても餃子を先に食べたければ、
- まず先に餃子だけをオーダー
- 餃子がテーブルに出されてからラーメンを注文する
という手もあると指摘している人もいます。
逮捕された男にとっては、とんだ高い食事代になってしまいました。